高皇産霊尊の子とされていますが、常世の神とする記述もあります。
名前の「おもひ」は「思慮」、「かね」は「兼ね備える」の意味で、「数多の人々の持つ思慮を一柱で兼ね備える神」の意で、思想や思考、知恵の神様と考えられています。
岩戸隠れの際に、天の安原に集まった八百万の神に天照大神を岩戸の外に出すための知恵を授けたことが有名。
葦原中国平定では、葦原中国に派遣する神の選定を行っています。
その後の天孫降臨で瓊々杵尊に随伴したと伝えられています。