由緒:
当社の創建年月日は詳らかでありませんが、佐太天満宮の宝永四年の古文書によると「往古より佐太天満宮の夏祭りには五番御旅所まで神輿の渡御をしていましたが、道路が悪い上、神輿も損じたので、境内壱の鳥居の浜にて渡御祭をしたい」と大阪番所に届けた記録があります。
これからいくと宝永四年当時には既に斎場が整い、佐太天満宮の御旅所だったことになります。
その後江戸中期に、天之御中主神が勧請されて祀られてきましたが、昭和三十五年に、菅原道真公を合祀。
祭日は、古くから四月十六日に例年斎行されてきましたが、近年は四月十六日に近い休日に祭典日が変更されて厳粛に式典が執り行われているということです。