由緒:
夫婦岩で非常に有名な神社ですが、創建年は不明です。
元々は、興玉社といい、夫婦岩に注連縄を張り、夫婦岩の沖合700mの海中に鎮まる猿田彦大神縁りの霊石と伝えられる「興玉神石」の遙拝所を設けたのに始まります。
天平年間には、行基が興玉神の本地垂迹として江寺を創建し、境内に興玉社を建てて鎮守社としました。その後に現在の二見浦へと遷座したということです。
1910年に、興玉社と宇迦御魂大神を祀る三宮神社を合祀した際、現在の社名に改称しました。
三宮神社は境内の天の岩屋の中に祀られていたのですが、文禄年間に岩屋の外に移されたということです。
後、1945年に栄野神社を合祀しました。