由緒:
当社の創建年代は不詳ですが、古典によると「河内国河上哮ヶ峯」と呼ばれる地で、饒速日命が天の磐船に乗って降臨されたと言う伝承があります。
当地に出現された饒速日命は、長髓彦などの豪族たち、また大和の人々から崇敬を集めたといいます。
拝殿の上にのしかかるようにある巨岩は、高さ12メートル、幅12メートルにもなる大きなもので、伝承と同じく天の磐船と呼ばれており、当社のご神体として祀られています。
当地の神社の特色とも言えますが、山岳信仰や住吉信仰の影響を受けたことから神仏習合の影響が色濃く残されています。