由緒:
皇紀2600年を記念し、同年に相当する1940年(昭和51年)に創建されたのが当社の始まりです。
当社の祭神は天智天皇で、667年(天智天皇6年)、天智天皇が当地に近江大津宮を営み、飛鳥から遷都したことから創祀されました。
祭神である天智天皇は皇太子時代、日本で初めて水時計を作り設置したといわれており、そのため境内には全国各地の時計業者から寄進された日時計や漏刻が設けてあります。
また、境内に併設する形で時計館宝物館と近江時計眼鏡宝飾専門学校があります。
開運、厄除け、学業、文化そして産業の神様として人気があり、地元の人から篤い崇敬を受けており、初詣には多くの人が参拝に訪れます。
当社は天智天皇が百人一首の第1首目を詠んだことにちなみ、毎年1月には競技かるたのチャンピオンを決める、名人位・クイーン位決定戦が行われています。
そのことから高松宮記念杯歌かるた大会や高校選手権大会、大学選手権大会など、百人一首や競技とかかわりの深い神社としても知られています。
近年には競技かるたをテーマにした漫画・ちはやふるの舞台となり、実写映画化された際は当社でロケが行われました。