由緒:
当社は神武天皇の孫にあたる健磐龍命が九州の長官に就任した際、祖父のご遺徳を讃えるため鎮祭したのが始まりであると社伝に伝わっています。
初めて社殿が創建されたのは崇神天皇の時代で、景行天皇の熊襲征討の際、重ねて造営が行われ、
応神天皇の時代になると「国造本紀」に載せるため、日向国造の祖である老男命を祀るようになったとされます。
古くは「神武天皇宮(社)」・「神武天皇御廟」と称されていましたが、1873年(明治6年)「宮崎神社」と改称した後、「宮崎宮」と改称、1913年(大正2年)になると神宮号が許可され、改めて今の社名となりました。
毎年10月下旬になると宮崎神宮大祭が行われ、宮崎神宮から市街地を神幸行列や神賑行列が練り歩き、
しゃんしゃん馬によるパレードが行われるほか、夜になると橘通りが歩行者天国になり、
ステージイベントなどの催し物で大いに賑わいます。
また、毎年4月3日には流鏑馬が行われます。
桜満開の流鏑馬馬場で、鎌倉武士装束の騎馬武者が鋭く的を射ります。
命中すると的から紙吹雪が舞い拍手と歓声が上がります。