由緒:
生井神、福井神、綱長井神、波比岐神、阿須波神、以上五柱の神を総称して坐摩神といいます。
坐摩神は昔から住居守護の神、旅行安全の神、安産の神として信仰されています。
皇室におかれても神武天皇の代より皇居の守護神としてお祭りになられております。
その昔、神功皇后が応神天皇をお産みになるときに当神社で安産を祈願されたことから安産の神として親しまれています。
豊臣秀吉時代までは天満橋南詰辺りに鎮座され、摂津国西成郡唯一の大社であり、氏神でありました。
当時天満橋付近の地名を渡辺と言っていましたが、天正11年の大阪築城に際し、現在地に御遷座、今の町名を渡辺町というのは元の地名を移したためと言われています。
大変古い由緒ある神社で、昭和11年に府社から官幣中社に昇格しました。