延喜式内大社

岡田鴨神社

よみ: 
おかだかもじんじゃ
基本情報
祭神(備考): 
建角身命
創建: 
不明
住所: 
京都府木津川市加茂町北鴨村47
電話番号: 
0774-76-3131
詳細情報
由緒: 
延喜式で大社に列せられた古社、下鴨神社の元宮でもあります。 ご神祭は賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)です。 八咫烏に変身し、神武天皇の熊野から大和への道を先導したのが賀茂建角身命です。 木津川南岸に鎮座されていましたこともあり、木津川流路の変遷に影響を受けてきました。現在は元明天皇の岡田離宮跡に創建された天満宮の境内と伝えられているそうです。
祭典名: 
例大祭
月: 
4月
日: 
3日
祭典名: 
夏越の神事
月: 
7月
日: 
25日
地図の設定
緯度: 
34.761547
経度: 
135.876403
電話: 
0774-76-3131

岡田国神社

よみ: 
おかだくにじんじゃ
基本情報
祭神(備考): 
生国魂命
祭神(備考): 
菅原道眞
祭神(備考): 
氣長足仲彦命
祭神(備考): 
氣長足姫命
祭神(備考): 
譽田天皇
創建: 
斉明天皇5年(659年)
住所: 
京都府木津川市木津大谷105
詳細情報
由緒: 
昭和57、本社の創立は人皇37代斎明天皇5年9月と伝えられており生国魂尊を奉斎せられました。 「岡田国神社は、近世まで『天神社』と称されていて、木津郷五ヶ村の氏神として祀られてきました。 創立については不明ですが、明治11年に延喜式内岡田国神社に比定されましたとあります。
祭典名: 
例祭
月: 
10月
日: 
21日
地図の設定
緯度: 
34.729491
経度: 
135.824803
電話: 
0774-72-8200

住吉大伴神社

よみ: 
すみよしおおともじんじゃ
基本情報
祭神: 
祭神(備考): 
底筒男命
祭神(備考): 
上筒男
祭神(備考): 
天忍日命
創建: 
不明
住所: 
京都府京都市右京区龍安寺住吉町1番
詳細情報
由緒: 
式内伴氏神社の論社の一でです。 また北野天満宮境内の伴氏社ですが、こちらは菅公の母伴氏のために立てられた北野ノ石塔があり、神仏分離で石塔が撤去された跡に建立されたものです。 当住吉大伴神社は江戸時代に並河永の『山城志』に、「在龍安寺村 今称住吉」と記されており、式内社に比定されています。 龍安寺は馬代郷であり、伴宿禰が氏神を祀るべく賜った上林郷とは違い、昔、論社ではなく当社を式内大伴神社とし、社名を住吉大伴神社と改めました。 大伴氏の氏神に大伴氏衰頽後、住吉神を勧請したので、住吉大伴神社と呼ばれたとあります。大伴氏の氏神を伴氏神社と称したのは淳和天皇の諱が大伴であったため、その名をはばかって伴氏と改称したためと言うそうです『京都山城寺院神社大事典(平凡社)』より。
祭典名: 
例祭
月: 
10月
日: 
16日
地図の設定
緯度: 
35.031772
経度: 
135.716917

小倉神社

よみ: 
おぐらじんじゃ
基本情報
祭神(備考): 
武甕槌神
祭神(備考): 
齋主神
祭神(備考): 
天兒屋命
祭神(備考): 
比賣大神
創建: 
718年
住所: 
京都府乙訓郡大山崎町字円明寺小字鳥居前83
電話番号: 
075-956-2044
詳細情報
由緒: 
平安時代に編纂された延喜式神明帳に記載されており、乙訓地方で最も古い神社のひとつです。 天正10年6月に起こった山崎合戦に際して、羽柴秀吉の家臣、片桐祐作を本社に遣わし戦勝祈願をしたといわれています。 毎年5月には春祭りが催さています。
祭典名: 
歳旦祭
月: 
1月
日: 
1日
祭典名: 
宮座弓神事・鬼除弓神事
月: 
1月
備考: 
1月第2日曜日
祭典名: 
節分祭・鬼やらい・豆撒き
月: 
2月
日: 
3日
祭典名: 
五ヶ村五穀豊穣祭・鬼除弓神事
月: 
2月
日: 
11日
祭典名: 
春季例大祭・春祭り
月: 
5月
日: 
3日
祭典名: 
八朔祭
月: 
9月
日: 
11日
祭典名: 
秋祭り
月: 
11月
日: 
3日
祭典名: 
月次祭
備考: 
毎月1日、15日
地図の設定
緯度: 
34.909553
経度: 
135.67726
電話: 
075-956-2044

羽束師坐高御産日神社

よみ: 
はずかしにますたかみむすびじんじゃ
基本情報
祭神: 
祭神: 
創建: 
477年
住所: 
京都府京都市伏見区羽束師志水町219番
電話番号: 
075-921-5991
詳細情報
由緒: 
祭神を高皇産靈神する式内社五社の一になります。対馬国下縣郡の高御魂神社もその一つです。『延喜式神名帳』には、山城国の筆頭として記されています。 雄略天皇二十一年(477年)創建とあります。 創建には、賀茂氏、秦氏、橿部がこの地域に居住していまして、祭ったのは彼らではないかと言われています。 泊橿部は、『姓氏録』左京神別に、天足彦国押人命孫比古意祁豆命があり、後にまた山城国神別(鴨懸主同祖、鴨建津身命之後、西泥土部は鴨懸主同祖、鴨建玉依彦命之後、丈部首は武内宿禰男紀角宿禰之後)と出ています。 丈部は歴代宮廷の警護に係りがあった職業、つまり「武士」です。 有力な地位を持つ各氏族に所属していたようです。当地の丈部も淀川の水運に係わった関係性があったとみて間違えないようです。 春日臣、小野臣の祖に孝昭天皇の御子、天足彦国押人命があたります。
祭典名: 
羽束師祭
月: 
5月
祭典名: 
例大祭
月: 
10月
日: 
18日
地図の設定
緯度: 
34.929519
経度: 
135.723113

生根神社

よみ: 
いくねじんじゃ
備考・キャッチ: 
奥の天神
基本情報
祭神: 
創建: 
不詳
住所: 
大阪府大阪市住吉区住吉2丁目3−15
URL: 
http://ikune.a.la9.jp/
詳細情報
画像: 
由緒: 
当社の創建年代は定かではありませんが、もともと住吉大社の摂社だったのを後に分離して郷社となりました。 社伝では住吉大社の創建以前から鎮座するともいわれています。
地図の設定
緯度: 
34.6155246
経度: 
135.4938764
電話: 
06-6673-7000

伊勢神宮(外宮)豊受大神宮

よみ: 
とようけだいじんぐう
備考・キャッチ: 
伊勢神宮(外宮)
基本情報
祭神: 
祭神(備考): 
豊受大御神
創建: 
雄略天皇22年
住所: 
三重県伊勢市豊川町279
電話番号: 
0596-24-1111
URL: 
http://www.isejingu.or.jp/
詳細情報
由緒: 
伊勢市の中心部、伊勢市駅近く、高倉山の麓に位置する外宮(げくう)には伊勢市駅から近い表参道と北御門の2つの入口があります。 内宮(皇大神宮)の所在地は三重県伊勢市宇治館町1、外宮(豊受大神宮)の所在地は三重県伊勢市豊川町279で、外宮と内宮には約5kmの距離があります。(徒歩だと1時間ほど) 内宮は入口の宇治橋(うじばし)から正宮まで約15分、外宮は入口の火除橋(ひよけばし)から正宮まで約10分かかります。 外宮の豊受大神宮には豊受大御神(とようけのおおみかみ)がお祀りされています。 豊受大御神は天照大御神のお食事を司る神様です。衣食住や産業の守り神でもあり、豊受気媛神(とようけひめのかみ)や等由気大神(とようけのおおかみ)とも呼ばれたりもします。 創建は第21代 天皇の雄略(ゆうりゃく)天皇22年の頃と伝えられています。 内宮の御鎮座から約500年後の第21代 天皇の雄略(ゆうりゃく)天皇22年の頃(478年)、雄略天皇は、夢で天照大御神よりお告げを受け、丹波国の比沼真奈井(ひぬまのまない)にいる等由気大神(とようけのおおかみ)を御饌都神(みけつかみ)として度会の山田原にお迎えします。 御鎮座以来、御饌殿では一日も欠かすことなく朝と夕の2回、神々に食事を供える日別朝夕大御饌祭(ひごとあさゆうおおみけさい)が続けられています。 豊受大神宮を正宮に、別宮に豊受大御神荒御魂(とようけのおおみかみのあらみたま)をお祭りする第一別宮の多賀宮(たかのみや)、大土乃御祖神(おおつちのみおやのかみ)をお祭りする土宮(つちのみや)、月夜見尊(つきよみのみこと)、月夜見尊荒御魂(つきよみのみことのあらみたま)をお祭りする月夜見宮(つきよみのみや)、級長津彦命(しなつひこのみこと)と級長戸辺命(しなとべのみこと)をお祭りする風宮(かぜのみや)があります。 多賀宮、土宮、風宮は境内にありますが、月夜見宮は境内の外にあり、外宮の北御門から西へ行く神路通の先にあります。 式年遷宮に関する諸祭、日別朝夕大御歳旦祭饌祭(ひごとあさゆうおおみけさい)の神饌奉奠や祝詞は、内宮が先に斎行され、神嘗祭(かんなめさい)や三節祭(さんせつさい)、6月・12月の月次祭(つきなめさい)など恒例祭典は外宮先祭(げくうせんさい)といって外宮から祭祀が行われます。参拝の順序は祭典の順序に倣って外宮から内宮へ行うのが古くからの習わしとなっています。 社殿は切妻・平入の高床式穀倉形式から宮殿形式に発展した「唯一神明造(ゆいいつしんめいづくり)」と呼ばれる日本古来の建築様式です。 千木は屋根の搏風(はふ)が伸びた形状で萱葺の屋根の上には鰹木が置かれ、柱は堀立などの特徴があります。 正宮は正殿を中心に、瑞垣・内玉垣・外玉垣・板垣の四重の垣根が巡らされており、内宮の構造は京呂組、鰹木は10本(偶数)、千木は内削、東・西宝殿は正殿後方の左右、外宮の構造は折置組、鰹木は 9本(奇数)、千木は外削、東・西宝殿は正殿前方の左右…と、正宮は構造はほとんど変わりませんが細部に違いがあります。
祭典名: 
歳旦祭(午前4時 豊受大神宮/午前7時 皇大神宮)
月: 
1月
日: 
1日
祭典名: 
元始祭(午前4時 豊受大神宮/午前7時 皇大神宮)
月: 
1月
日: 
3日
祭典名: 
昭和天皇祭遙拝
月: 
1月
日: 
7日
祭典名: 
一月十一日御饌(午前10時 皇大神宮)
月: 
1月
日: 
11日
祭典名: 
大祓
月: 
1月
日: 
31日
祭典名: 
建国記念祭(午前7時 豊受大神宮/午前11時 皇大神宮)
月: 
2月
日: 
11日
祭典名: 
祈年祭
月: 
2月
日: 
17日
月: 
2月
日: 
23日
備考: 
◆豊受大神宮(大御饌2月17日 午前4時/奉幣2月17日 午前7時) ◆皇大神宮(大御饌2月17日 午前11時/奉幣2月17日 午後2時)
祭典名: 
春季皇霊祭遙拝(春分の日)
月: 
3月
祭典名: 
御園祭(春分の日)
月: 
3月
祭典名: 
神田下種祭
月: 
4月
日: 
下旬
祭典名: 
神武天皇祭遙拝
月: 
4月
日: 
3日
祭典名: 
大祓
月: 
4月
日: 
30日
祭典名: 
神御衣奉織始祭
月: 
5月
日: 
1日
祭典名: 
神御衣奉織鎮謝祭
月: 
5月
日: 
13日
祭典名: 
風日祈祭(午前5時 豊受大神宮/午前9時 皇大神宮)
月: 
5月
日: 
14日
祭典名: 
神御衣祭(正午 皇大神宮)
月: 
5月
日: 
14日
祭典名: 
大祓
月: 
5月
日: 
31日
祭典名: 
御酒殿祭
月: 
6月
日: 
1日
祭典名: 
興玉神祭
月: 
6月
日: 
15日
祭典名: 
御卜 みうら(午後6時 皇大神宮)
月: 
6月
日: 
15日
祭典名: 
月次祭
月: 
6月
日: 
15日
月: 
6月
日: 
25日
備考: 
◆豊受大神宮(由貴夕大御饌6月15日 午後10時/由貴朝大御饌6月16日 午前2時/奉幣6月16日 正午) ◆皇大神宮(由貴夕大御饌6月16日 午後10時/由貴朝大御饌 6月17日 午前2時/奉幣 6月17日 正午)
祭典名: 
大祓
月: 
6月
日: 
30日
祭典名: 
風日祈祭(午前5時 豊受大神宮/午前9時 皇大神宮)
月: 
8月
日: 
4日
祭典名: 
抜穂祭
月: 
9月
日: 
初旬
祭典名: 
秋季皇霊祭遙拝(秋分の日)
月: 
9月
祭典名: 
大祓
月: 
9月
日: 
30日
祭典名: 
御酒殿祭
月: 
10月
日: 
1日
祭典名: 
神御衣奉織始祭
月: 
10月
日: 
1日
祭典名: 
御塩殿祭
月: 
10月
日: 
5日
祭典名: 
神御衣奉織鎮謝祭
月: 
10月
日: 
13日
祭典名: 
神御衣祭
月: 
10月
日: 
14日
祭典名: 
興玉神祭
月: 
10月
日: 
15日
祭典名: 
御卜 みうら
月: 
10月
日: 
15日
祭典名: 
神嘗祭
月: 
10月
日: 
15日
月: 
10月
日: 
25日
備考: 
◆豊受大神宮(由貴夕大御饌10月15日 午後10時/由貴朝大御饌10月16日 午前2時/奉幣10月16日 正午/御神楽おかぐら10月16日 午後6時) ◆皇大神宮(由貴夕大御饌10月16日 午後10時/由貴朝大御饌 10月17日 午前2時/奉幣 10月17日 正午/御神楽10月17日 午後6時)
祭典名: 
大祓
月: 
10月
日: 
31日
祭典名: 
新嘗祭
月: 
11月
日: 
23日
月: 
11月
日: 
29日
備考: 
◆豊受大神宮(大御饌11月23日 午前4時/奉幣11月23日 午前7時) ◆皇大神宮(大御饌11月23日 午前11時/奉幣11月23日 午後2時)
祭典名: 
大祓
月: 
11月
日: 
30日
祭典名: 
御酒殿祭
月: 
12月
日: 
1日
祭典名: 
興玉神祭
月: 
12月
日: 
15日
祭典名: 
御卜 みうら(午後4時 皇大神宮)
月: 
12月
日: 
15日
祭典名: 
月次祭
月: 
12月
日: 
15日
月: 
12月
日: 
25日
備考: 
◆豊受大神宮(由貴夕大御饌12月15日 午後10時/由貴朝大御饌12月16日 午前2時/奉幣 12月16日 正午) ◆皇大神宮(由貴夕大御饌 12月16日 午後10時/由貴朝大御饌 12月17日 午前2時/奉幣 12月17日 正午)
祭典名: 
天長祭(午前7時 豊受大神宮/午前10時 皇大神宮)
月: 
12月
日: 
23日
祭典名: 
大祓
月: 
12月
日: 
31日
地図の設定
緯度: 
34.487212243306146
経度: 
136.7036244320952

伊勢神宮(内宮)皇大神宮

よみ: 
こうたいじんぐう
備考・キャッチ: 
伊勢神宮(内宮)
基本情報
祭神: 
祭神(備考): 
天照坐皇大御神
創建: 
垂仁天皇26年
住所: 
三重県伊勢市宇治館町1
電話番号: 
0596-24-1111
URL: 
http://www.isejingu.or.jp/
詳細情報
由緒: 
神路山と島路山の麓、五十鈴川の川上に位置し、お伊勢さん、大神宮さんの名で親しまれる伊勢神宮の正式名称は「神宮(じんぐう)」といいます。 内宮入口の五十鈴川に架かる宇治橋は、日常の世界と神聖な世界の境であり、人と神とを結ぶ橋といわれます。両側には神明鳥居があり、内側の鳥居には式年遷宮の際に、内宮の正殿から取り外された棟持柱(むなもちばしら)が、外側の鳥居には外宮の棟持柱が用いられます。神明鳥居として20年用いられた後は、内側の鳥居は鈴鹿峠麓の「関の追分」、外側の鳥居は桑名の「七里の渡し」の鳥居となります。 神路山に水源をもつ神路川と、島路山に水源をもつ島路川が合流して五十鈴川となります。その昔、倭姫命(やまとひめのみこと)が御裳の裾の汚れを濯いだ禊の川と伝えられており、御裳濯川(みもすそがわ)とも呼ばれます。 内宮(ないくう)の皇大神宮には天照大御神(あまてらすおおみかみ)、外宮(げくう)の豊受大神宮には豊受大御神(とようけのおおみかみ)がお祀りされています。 天照大御神は皇室の御祖先の神であり国民の大御祖神(おおおやがみ)として、また太陽の神様として広く崇敬を集めます。天照大神(あまてらすおおかみ あまてらすおおみかみ)、または大日孁貴神(おおひるめのむちのかみ)や大日女尊(おおひるめのみこと)、大日霊(おおひるめ)、大日女(おおひめ)と呼ばれたりもします。皇位のしるしとして受け継がれる三種の神器の内のひとつ、八咫鏡(やたのかがみ)を御神体としています。 豊受大御神は天照大御神のお食事を司る神様で、衣食住や産業の守り神です。豊受気媛神(とようけひめのかみ)や等由気大神(とようけのおおかみ)とも呼ばれたりもします。 内宮と外宮を中心に三重県伊勢市・松阪市・鳥羽市・志摩市・度会郡・多気郡の4市2郡に点在する別宮や摂社、末社、所管社を含めた合計125のお社があります。皇大神宮と豊受大神宮を正宮、そして正宮のわけみやといわれる別宮が内宮に10、外宮に4、摂社が43、末社が24、所管社が42あり、神宮125社とも呼ばれます。 二十二社(上七社)の一社で、日本各地の神社を包括する神社本庁の本宗となっています。 内宮(皇大神宮)の所在地は三重県伊勢市宇治館町1、外宮(豊受大神宮)の所在地は三重県伊勢市豊川町279で、外宮と内宮には約5kmの距離があります。(徒歩だと1時間ほど) 内宮は入口の宇治橋(うじばし)から正宮まで約15分、外宮は入口の火除橋(ひよけばし)から正宮まで約10分かかります。 皇大神宮を正宮に、別宮は内宮の境内にある荒祭宮、風日祈宮、伊勢市中村町の月讀宮(月讀宮の境内に月讀荒御魂宮、伊佐奈岐宮、伊佐奈弥宮)、度会郡大紀町滝原の瀧原宮(たきはらのみや)と瀧原竝宮(たきはらならびのみや)、志摩市磯部町上之郷の伊雑宮、三重県伊勢市楠部町の倭姫宮があります。 宮徴古館・農業館、神宮美術館、せんぐう館などの博物館や、神道学最大の宝庫として知られる神宮文庫では、神宮の歴史や文化に触れることが出来ます。神道を学ぶ神宮研修所や神宮幼稚園では青少年の育成事業にも力が入れられています。 社殿は切妻・平入の高床式穀倉形式から宮殿形式に発展した「唯一神明造(ゆいいつしんめいづくり)」と呼ばれる日本古来の建築様式です。 千木は屋根の搏風(はふ)が伸びた形状で萱葺の屋根の上には鰹木が置かれ、柱は堀立などの特徴があります。正宮は正殿を中心に、瑞垣・内玉垣・外玉垣・板垣の四重の垣根が巡らされており、内宮の構造は京呂組、鰹木は10本(偶数)、千木は内削、東・西宝殿は正殿後方の左右、外宮の構造は折置組、鰹木は 9本(奇数)、千木は外削、東・西宝殿は正殿前方の左右…と、正宮は構造はほとんど変わりませんが細部に違いがあります。 創建は内宮が第11代 垂仁天皇26年の頃、外宮は第21代 天皇の雄略(ゆうりゃく)天皇22年の頃と伝えられています。平成8年に内宮御鎮座2000年を迎えました。 高天原に住む天照大御神は、孫の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が葦原中国の統治のために地上に降りる際に(天孫降臨)、三種の神器を授けます。八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)、草薙剣(草那芸之大刀)、そして八咫鏡(やたのかがみ)には「この鏡を私だと思い共に暮らし、大切にお祀りするように」と自らの御霊を込めます。お米を作り、実り豊かで安定した国を作るよう高天原の斎庭で育てた稲穂も授けられました。 八咫鏡は神武天皇に伝えられ、代々の天皇が天照大御神をお祀りする御神体として宮中にお祀りされることになりますが、第10代 崇神天皇の頃、その神威を畏れ、天皇に代わり皇女の豊鍬入姫(とよすきいりひめのみこと)が大和国の笠縫邑(かさぬいむら)に神籬を立て、以後 33年間お祀りするようになります。 第11代 垂仁天皇の頃に豊鍬入姫命の跡を継いだ皇女の倭姫命(やまとひめのみこと)は御杖代(みつえしろ)として、新たに天照大御神をお祀りする土地を探し、大和国、伊賀、近江、美濃など諸国を巡り、伊勢国の度会(わたらい)に辿り着き、皇大御神のお教えのままに五十鈴川の川上に社を建てます。 「皇太神宮儀式帳(こうたいじんぐうぎしきちょう)」には、皇女豊鍬入姫命と倭姫命の巡行の記録があり、14ヶ所のゆかりの地が伝えられています。伊勢に辿り着くまでの間にも、各地に社が造られました。その社は今は元伊勢と呼ばれることが多いようです。 皇女豊鍬入姫命や倭姫命のように、天照大御神にお仕えした代々の天皇の未婚の皇女を斎王(さいおう)といいます。大きな功績を残された倭姫命は、内宮の別宮の倭姫宮にてお祀りされています。 内宮の御鎮座から約500年後の第21代 雄略(ゆうりゃく)天皇22年の頃(478年)、雄略天皇は、夢で天照大御神よりお告げを受け、丹波国の比沼真奈井(ひぬまのまない)にいる等由気大神(とようけのおおかみ)を御饌都神(みけつかみ)として度会の山田原にお迎えします。 御鎮座以来、御饌殿では一日も欠かすことなく朝と夕の2回、神々に食事を供える日別朝夕大御饌祭(ひごとあさゆうおおみけさい)が続けられています。 第40代 天武天皇(在位673年〜686年)から第41代 持統天皇(在位690年〜697年)の時代にかけて、神宮と呼ばれるほどの大きな規模になります。 歳旦祭や祈年祭、神御衣祭など多くのお祭りが行われますが、その中で最も大きいお祭りは20年ごとに行われる式年遷宮(しきねんせんぐう)です。 常若の世を願い、内宮外宮の正宮正殿をはじめ鳥居や宝殿、外幣殿、御饌殿など計65棟の殿舎全てを造替し、神座を遷し、御装束や神宝、宇治橋なども新しく造り替えます。第41代 持統天皇から始まり平成25年に第62回目を迎えました。 式年遷宮に関する諸祭、日別朝夕大御歳旦祭饌祭(ひごとあさゆうおおみけさい)の神饌奉奠や祝詞は、内宮が先に斎行され、神嘗祭(かんなめさい)や三節祭(さんせつさい)、6月・12月の月次祭(つきなめさい)など恒例祭典は外宮先祭(げくうせんさい)といって外宮から祭祀が行われます。 参拝の順序は祭典の順序に倣って外宮から内宮へ行うのが古くからの習わしとなっています。
祭典名: 
歳旦祭(午前4時 豊受大神宮/午前7時 皇大神宮)
月: 
1月
日: 
1日
祭典名: 
元始祭(午前4時 豊受大神宮/午前7時 皇大神宮)
月: 
1月
日: 
3日
祭典名: 
昭和天皇祭遙拝
月: 
1月
日: 
7日
祭典名: 
一月十一日御饌(午前10時 皇大神宮)
月: 
1月
日: 
11日
祭典名: 
大祓
月: 
1月
日: 
31日
祭典名: 
祈年祭
月: 
2月
日: 
17日
月: 
2月
日: 
23日
備考: 
◆豊受大神宮(大御饌おおみけ 2月17日 午前4時/奉幣2月17日 午前7時) ◆皇大神宮(大御饌2月17日 午前11時/奉幣 2月17日 午後2時)
祭典名: 
春季皇霊祭遙拝(春分の日)
月: 
3月
祭典名: 
御園祭(春分の日)
月: 
3月
祭典名: 
神田下種祭
月: 
4月
日: 
下旬
祭典名: 
神武天皇祭遙拝
月: 
4月
日: 
3日
祭典名: 
大祓
月: 
4月
日: 
30日
祭典名: 
神御衣奉織始祭
月: 
5月
日: 
1日
祭典名: 
神御衣奉織鎮謝祭
月: 
5月
日: 
13日
祭典名: 
風日祈祭(午前5時 豊受大神宮/午前9時 皇大神宮)
月: 
5月
日: 
14日
祭典名: 
神御衣祭(正午 皇大神宮)
月: 
5月
日: 
14日
祭典名: 
大祓
月: 
5月
日: 
31日
祭典名: 
興玉神祭
月: 
6月
日: 
15日
祭典名: 
御卜 みうら(午後6時 皇大神宮)
月: 
6月
日: 
15日
祭典名: 
月次祭
月: 
6月
日: 
15日
月: 
6月
日: 
25日
備考: 
◆豊受大神宮(由貴夕大御饌6月15日 午後10時/由貴朝大御饌6月16日 午前2時/奉幣6月16日 正午) ◆皇大神宮(由貴夕大御饌6月16日 午後10時/由貴朝大御饌 6月17日 午前2時/奉幣 6月17日 正午)
祭典名: 
大祓(夏越の祓)
月: 
6月
日: 
30日
祭典名: 
風日祈祭(午前5時 豊受大神宮/午前9時 皇大神宮)
月: 
8月
日: 
4日
祭典名: 
抜穂祭
月: 
9月
日: 
初旬
祭典名: 
秋季皇霊祭遙拝(秋分の日)
月: 
9月
祭典名: 
大祓
月: 
9月
日: 
30日
祭典名: 
御酒殿祭
月: 
10月
日: 
1日
祭典名: 
神御衣奉織始祭
月: 
10月
日: 
1日
祭典名: 
御塩殿祭
月: 
10月
日: 
5日
祭典名: 
神御衣奉織鎮謝祭
月: 
10月
日: 
13日
祭典名: 
神御衣祭(正午 皇大神宮)
月: 
10月
日: 
14日
祭典名: 
興玉神祭
月: 
10月
日: 
15日
祭典名: 
御卜 みうら(午後5時 皇大神宮)
月: 
10月
日: 
15日
祭典名: 
神嘗祭
月: 
10月
日: 
15日
月: 
10月
日: 
25日
備考: 
◆豊受大神宮(由貴夕大御饌10月15日 午後10時/由貴朝大御饌10月16日 午前2時/奉幣10月16日 正午/御神楽10月16日 午後6時) ◆皇大神宮(由貴夕大御饌10月16日 午後10時/由貴朝大御饌 10月17日 午前2時/奉幣 10月17日 正午/御神楽10月17日 午後6時)
祭典名: 
大祓
月: 
10月
日: 
31日
祭典名: 
新嘗祭
月: 
11月
日: 
23日
月: 
11月
日: 
29日
備考: 
◆豊受大神宮(大御饌11月23日 午前4時/奉幣11月23日 午前7時) ◆皇大神宮(大御饌11月23日 午前11時/奉幣11月23日 午後2時)
祭典名: 
大祓
月: 
11月
日: 
30日
祭典名: 
御酒殿祭
月: 
12月
日: 
1日
祭典名: 
興玉神祭
月: 
12月
日: 
15日
祭典名: 
御卜 みうら(午後4時 皇大神宮)
月: 
12月
日: 
15日
祭典名: 
月次祭
月: 
12月
日: 
15日
月: 
12月
日: 
25日
備考: 
◆豊受大神宮(由貴夕大御饌12月15日 午後10時/由貴朝大御饌12月16日 午前2時/奉幣12月16日 正午) ◆皇大神宮(由貴夕大御饌12月16日 午後10時/由貴朝大御饌 12月17日 午前2時/奉幣 12月17日 正午)
祭典名: 
天長祭(午前7時 豊受大神宮/午前10時 皇大神宮)
月: 
12月
日: 
23日
祭典名: 
大祓
月: 
12月
日: 
31日
地図の設定
緯度: 
34.45502215525632
経度: 
136.72581891805513
電話: 
06-6361-2887

鹿児島神宮

よみ: 
かごしまじんぐう
備考・キャッチ: 
大隅国一宮
基本情報
祭神: 
祭神(備考): 
天津日高彦穂々出見尊
祭神: 
祭神(備考): 
豊玉比売命
創建: 
(伝)神武天皇年間
住所: 
鹿児島県霧島市隼人町内2496−1
電話番号: 
0995-42-0020
URL: 
http://www.ajkj.jp/ajkj/kagoshima/hayato/kanko/kagoshimajingu/kagoshimajingu.html
詳細情報
由緒: 
別名大隅正八幡宮とも称される当社は天津日高彦穗穗出見尊の宮殿・高千穂宮を神社としたと伝わっていますが、具体的な部分は不詳とされています。 主祭神である天津日高彦穂々出見尊は日本神話・山幸彦と海幸彦に出てくる山幸彦であり、豊玉比売命も同じく登場する女神であり、神武天皇の祖父母にあたります。 主祭神の他には相殿神として帯中比子尊、息長帯比売命、品陀和気尊、中比売尊、そして国内では当社にのみ祀られている太伯があります。 当社は江戸時代から戦国時代にかけて地元の大名であった島津氏の崇敬を受け、今現在の本殿は1756年(宝暦6年)、島津重豪によって建立されたもので、拝殿や勅使殿と共に鹿児島指定有形文化財となっています。 また、東京国立博物館や鹿児島県歴史資料センター黎明館に寄託されていますが、島津貴久が奉納した色々威胴丸は国指定の重要文化財となっています。 他にも重要文化財に指定されている刀などがあり、こちらは第二次大戦後行方不明になっていたものの、2003年頃アメリカのオークションに出品されていることが発覚し、買い戻したという経緯があります。 直近の歴史としては、1874年(明治7年)官幣中社に列し、その後1895年(明治28年)には官幣大社に昇格しました。
祭典名: 
初午祭
月: 
2月
備考: 
旧暦
祭典名: 
御田植祭
月: 
5月
日: 
5日
備考: 
旧暦
祭典名: 
例祭
月: 
8月
日: 
15日
地図の設定
緯度: 
31.7545860
経度: 
130.7389853
電話: 
0995-42-0020

土佐神社

よみ: 
とさじんじゃ
備考・キャッチ: 
土佐国一宮
基本情報
祭神(備考): 
味鋤高彦根神
祭神(備考): 
一言主神
創建: 
(伝)雄略天皇年間
住所: 
高知県高知市一宮しなね2丁目16−1
電話番号: 
088-845-1096
URL: 
http://www.tosajinja.i-tosa.com/
詳細情報
由緒: 
1871年(明治4年)に土佐高賀茂大社や高賀茂明神と言った名称から現在の土佐神社に改称した当社は、 別称として志奈禰様(しなねさま)という名称でも親しまれている土佐国一宮です。 祀られている祭神はその昔、単純に土佐大神と称されていましたが、 今では味鋤高彦根神と一言主神という2柱として扱い祀っています。 明確な年代などははっきりしておりませんが、 境内にあるつぶて石と呼ばれる自然石を磐座としていたとされ、創建は古代に遡るとされています。 昔は土佐大神と呼ばれていた今の2柱の祭神は、そのまたさらに昔高鴨神と呼ばれており、 大和の葛城山に坐していたとされるものの、雄略天皇の怒りに触れてしまい、土佐へと流されてしまいます。 そして幡多郡の賀茂社流れた後現在の当社へと移ったと言われており、 その際須崎市浦ノ内にある鳴無神社から宮の狙いを定めるためにつぶて石を投げ、 その石が今現在のつぶて石として今も伝わっています。 8月に行われるしなね祭は当社の最も重要な祭典であると同時に土佐三大祭の一つでもあります。 御国の隆昌と世の中の平和を祈願し、二日に渡って行われる祭事は夜店が立ち並び、毎年非常に賑わいます。
祭典名: 
歳旦祭
月: 
1月
日: 
1日
祭典名: 
射初祭
月: 
1月
日: 
下旬
祭典名: 
斎籠祭
月: 
3月
日: 
中旬
祭典名: 
大祓式(夏越の祓)
月: 
6月
日: 
30日
祭典名: 
しなね祭
月: 
8月
日: 
24日
月: 
8月
日: 
25日
祭典名: 
秋祭
月: 
10月
日: 
8日
祭典名: 
新嘗祭
月: 
11月
日: 
23日
祭典名: 
大祓式
月: 
12月
日: 
31日
地図の設定
緯度: 
33.5926473
経度: 
133.5769853
電話: 
088-845-1095

大麻比古神社

よみ: 
おおあさひこじんじゃ
備考・キャッチ: 
阿波国一宮
基本情報
祭神: 
祭神: 
祭神(備考): 
大麻比古神
創建: 
(伝)神武天皇年間
住所: 
徳島県鳴門市大麻町板東字広塚13
電話番号: 
088-689-1212
URL: 
http://www.ooasahikojinja.jp/
詳細情報
由緒: 
はっきりとした創建はわかっていませんが、延喜式神名帳には平安初期、既に記載があり、 その頃から人々の崇敬を集めてきた歴史ある神社だと言えます。 徳島県内一の大社ともされ、初詣には毎年三十万人近くの参拝客で賑わっています。 当社の主祭神は大麻比古大神と言って、その昔阿波国を開拓した忌部氏の先祖となる神様です。 またもう一柱の配祀神には天孫降臨で案内役を務めたことで有名な猿田彦大神が祀られています。 この二柱の神様は大麻はんと呼ばれ、厄除けや交通安全の加護を授けてくれる神様として信仰を今も集めています。 境内は大麻山県立自然公園に指定されており、板東谷川に架かるドイツ橋と呼ばれる石造りのアーチ橋は 徳島県文化財史跡に指定されていることで有名です。 また、ドイツ橋ばかりでなく、当社にある大麻比古神社のクスノキと呼ばれる樹木は樹齢千年を超えるとされ、 こちらは鳴門市指定天然記念物に指定されています。 そばにある大麻山は弥山さんという通称で崇拝されており、修行や登山、 トレーニングなどを目的として登る前に当社へ参拝に立ち寄る人も多く、祭事以外の時でも人波が絶えません。
祭典名: 
神火大祭
月: 
2月
日: 
3日
祭典名: 
神迎祭
月: 
2月
日: 
中旬
備考: 
旧正月
祭典名: 
奥宮例祭
月: 
7月
日: 
18日
備考: 
旧暦
祭典名: 
例祭
月: 
11月
日: 
1日
地図の設定
緯度: 
34.1709697
経度: 
134.5025694
電話: 
088-689-1212

高宮神社

よみ: 
たかみやじんじゃ
基本情報
祭神(備考): 
天剛風命(あめのこかぜのみこと)
創建: 
不明
住所: 
大阪府寝屋川市高宮373番
電話番号: 
072-822-2158
兼務社: 
詳細情報
画像: 
由緒: 
当社の創建年代は定かではありませんが、式内大社として、延喜式神名帳に名を列する古社です。 祭神は『先代旧事本紀』(平安時代)に高宮神主たちの祖先と記載されている天剛風命です。 親子関係の神社である大杜御祖神社の祭神、天萬魂命の子神にあたります。 江戸時代には、旧讃良郡内の一番の大宮として「一の宮」ともよばれていたといいます。
地図の設定
緯度: 
34.756359453924915
経度: 
135.6349332908336
電話: 
072-822-2158

洲崎神社

よみ: 
すさきじんじゃ、すのさきじんじゃ
備考・キャッチ: 
安房国一宮
基本情報
祭神: 
創建: 
神武天皇年間
住所: 
千葉県館山市洲崎1697番
電話番号: 
0470-29-0713
URL: 
http://www.sunosaki.info/
詳細情報
由緒: 
洲崎御手洗山中腹に鎮座する式内大社「安房国安房郡 后神天比理乃咩命神社」の論社の1つで、 論社には他に洲宮神社があります。また、安房国の一宮として安房神社が知られていますが、当社もまた一宮を称しました。 大同2年(807年)の『古語拾遺』によれば、神武天皇元年に神武天皇の命を受けた天富命が肥沃な土地を求めて 阿波国へ上陸し開拓したとされております。 その後、さらに肥沃な土地を求めて阿波忌部氏の一部を率い房総半島に上陸したとされております。 宝暦3年(1753年)に成立した当社の社伝『洲崎大明神由緒旧記』によれば、 神武天皇の治世、天富命が祖母神の天比理乃咩命が持っていた鏡を神体として、美多良洲山(御手洗山)に祀ったのが当社の始まりであるといわれております。 また、『安房忌部家系之図』や『斎部宿禰本系帳』には、天富命15代目の子孫である佐賀斯の第2子・色弗が 初めて祖神天太玉命の后神を祀ったとの記述があります。 『安房忌部家系之図』や『斎部宿禰本系帳』では色弗の兄の第4子・加奈万呂が安房神社第22代祠官として勝義と改名し、 勝浦崎(洲崎)に仮宮を作って天比理刀咩命を祀ったとしています。 このことから、色弗が初めて祀った斎場は大和国で、加奈万呂が勝浦崎(洲崎)に仮宮を作った養老4年(720年)7月が当社の創始とする説も存在します。 当社の社伝によれば、養老元年(717年)大地変のため境内の鐘ヶ池が埋まり、 地底の鐘を守っていた大蛇が災いしたので役小角が7日7夜の祈祷を行い、 明神のご神託により大蛇を退治して災厄を除いたのだといわれております。 また、役小角が海上安全のため浜鳥居前の海岸と横須賀に神石を1つずつ置いたなど、 当社には修験道の開祖である役小角にまつわる伝承が多く存在します。 これより、当社が古くから神仏習合思想や修験道の影響を強く受けていたことを物語っているとされています。 「安房国 天比理刀咩神」は度々六国史に登場し、神階の陞叙を受けております。 延長5年(927年)の『延喜式神名帳』に「安房国安房郡 后神天比理乃咩命神社 大 元名洲神」と記載され、 天比理乃咩命神社は大社に列格されました。当社は、この天比理乃咩命神社の論社の1つで、 もう1つの論社である洲宮神社と、どちらが式内社であるか江戸時代から争うようになります。 永保元年(1081年)神階が最高位の正一位に達しました。 また、後の弘安4年(1281年)には元寇の役の功により勲二等に叙せられております。 治承4年(1180年)8月、源頼朝は石橋山の合戦に敗れ海路で安房国へ逃れました。 『吾妻鏡』治承4年(1180年)9月5日の条によれば、安房に逃れた源頼朝は上総介及び千葉介へ参上を要請する使者を送り、 当社へ参拝して使者が交渉を成功させて無事帰還した場合には神田を寄進するとの御願書を奉じております。 この使者は無事に役目を果たし、同年9月12日の条では当社に神田が寄進されました。 また、寿永元年(1182年)8月11日の条では、頼朝の妻政子の安産祈願のため、 安房国の豪族である安西三郎景益が奉幣使として当社へ派遣されたことが記されております。 以降も関東武家の崇敬を受けることとなりました。 また、『吾妻鏡』治承5年(養和元年、1181年)2月10日の条では、安房国洲崎神領で在庁官人らが煩いをなすことを停止させる下知書が洲宮神官宛に下されております。これが当社と洲宮神社の関連を記した文書の初見となっているとされます。 文化9年(1812年)、房総沿岸を視察した筆頭老中松平定信が「安房国一宮 洲崎大明神」の扁額を奉納いたしました。 江戸時代に一宮とされた根拠はこの扁額であるが、「安房一宮 洲崎大明神」となっており、断定はできません。 これをもって一宮としたのは、昭和13年(1938年)に来房した栃木県の郷土史研究家であり、 どの書物にも正式に一宮と記載された歴史はありません。 『館山市史』では、当社を一宮としたのは西岬に一宮道があったことによる誤りではないかと述べております。 江戸時代までは別当養老寺が当社を支配し、これが明治元年(1868年)に神仏分離令が出されるまで続きました。 明治5年(1872年)神祇を管轄する教部省は洲宮神社を式内社と定めましたが、 翌6年(1873年)にこの決定を覆して当社を式内社としました。ただし、決定の論拠はあまり明白で無いとされています。 また、同6年(1873年)近代社格制度により当社は県社へ列格されました。 当社は海上交通の関所と言うべき位置にあり、昭和15年-16年(1940年-1941年)頃まで沖を通る船に奉賽を納めさせる風習が存在しました。 昭和47年(1972年)御手洗山が「洲崎神社自然林」として千葉県指定の天然記念物となっております。 現在は兼務社となり、神職は常駐しておりません。
祭典名: 
洲崎踊り奉納
月: 
2月
備考: 
初午
祭典名: 
例大祭
月: 
8月
日: 
20日
月: 
8月
日: 
21日
地図の設定
緯度: 
34.968012130363775
経度: 
139.75829411910078

伊射波神社

よみ: 
いざわじんじゃ
備考・キャッチ: 
志摩国一宮
基本情報
祭神: 
祭神: 
祭神: 
祭神: 
祭神(備考): 
狭依姫命
創建: 
不明
住所: 
三重県鳥羽市安楽島町1020番
URL: 
http://www.tobakanko.jp/modules/know/index.php?p=34
詳細情報
由緒: 
『延喜式神明帳』に「答志郡粟島坐伊射波神社」、 また建久3年、皇太神宮年中行事に「加布良古の明神」とあるのがこの社のことで、志摩の国一の宮とされています。 創建の時期は不明ですが、1500~1600年を経たと伝えられており、お社から更に岬の先には、 もう1つの神様(領有神―うしはくがみ)が祭られ、朝日の遥拝所があって正月には初日を拝む人で賑います。 御神威は、縁結び・夫婦和合・海上安全・大漁祈願・五穀豊穣・合格祈願・病気平癒(特に女性)。 御崎の先には、別に領有神が祀られております。 玉垣内には丸白石が敷き詰められており、古くから漁民はこの白石を船霊として船中に安置し、豊漁を祈る習慣がありました。 船守りとして白石を持ち帰った際は、必ず2倍3倍にして社地へ返さねばならないとされています。 『志陽略誌』によると、戦国時代に社地を失ったとされ、また、安政元年(1854年)11月の大地震と大津波、 火災によって記録が流失・焼失したと言われております。 明治の近代社格制度では無格社とされましたが、昭和31年(1956年)籠堂が再建され、 昭和51年(1976年)本殿と拝殿が造営。 平成13年(2001年)神明造の本殿と拝殿を現在地に造営して遷座いたしました。 鳥羽市安楽島町の加布良古岬のほぼ中央に存在する伊射波神社。 三重交通バス「安楽島行」の終点から、徒歩約30分。 海岸に建つ鳥居をくぐると石畳の参道が続きます。 加布良古崎(かぶらこざき)にあるため、地元では”かぶらこさん”とも呼ばれております。 海に向かって鳥居が建っており、昭和初期までは海岸まで船で来て参拝しておりました。 また縁結びの御神威でも知られており、また一の宮巡拝で訪れる人も多くおられます。
祭典名: 
明神祭
月: 
7月
日: 
7日
備考: 
7月7日に一番近い日曜日
祭典名: 
大漁祈願祭及び勤労感謝祭
月: 
11月
日: 
23日
地図の設定
緯度: 
34.47346528197777
経度: 
136.87404595457363

伊雑宮(伊雜宮)

よみ: 
いざわのみや・いぞうぐう
備考・キャッチ: 
志摩国一宮
基本情報
祭神: 
祭神(備考): 
天照坐皇大御神御魂
住所: 
三重県志摩市磯部町上之郷374
電話番号: 
0599-55-0038
詳細情報
由緒: 
天照大神の遙宮と呼ばれる伊雑宮は内宮(皇大神宮)別宮で。 伊勢神宮別宮14社のうち伊勢国外のものは伊雑宮(志摩国)のみで、神田を持つ唯一の別宮でもあります。 「磯部の宮」・「磯部の大神宮さん」とも呼ばれています。 志摩国一宮とされています。
地図の設定
緯度: 
34.38015930097306
経度: 
136.80897457035422
電話: 
0599-55-0038

敢國神社

よみ: 
あえくにじんじゃ
備考・キャッチ: 
伊賀国一宮
基本情報
祭神: 
祭神: 
祭神: 
創建: 
658年(斉明天皇4年)
住所: 
三重県伊賀市一之宮877
電話番号: 
0595-23-3061
URL: 
http://www.aekuni.com/
詳細情報
由緒: 
創建年代は658年とされており、貞観の頃には神階五位を授けられ延喜式神名帳には「伊賀国阿拝郡 敢國神社」と記載され、大社に列せられました。
地図の設定
緯度: 
34.7873751
経度: 
136.1639382

坐摩神社

よみ: 
いかすり(ざま)じんじゃ
備考・キャッチ: 
摂津国一宮
基本情報
祭神: 
祭神: 
祭神: 
祭神: 
祭神: 
住所: 
大阪府大阪市中央区久太郎町4丁目渡辺3
電話番号: 
06-6251-4792
URL: 
http://www.ikasuri.or.jp/
詳細情報
画像: 
由緒: 
生井神、福井神、綱長井神、波比岐神、阿須波神、以上五柱の神を総称して坐摩神といいます。 坐摩神は昔から住居守護の神、旅行安全の神、安産の神として信仰されています。 皇室におかれても神武天皇の代より皇居の守護神としてお祭りになられております。 その昔、神功皇后が応神天皇をお産みになるときに当神社で安産を祈願されたことから安産の神として親しまれています。 豊臣秀吉時代までは天満橋南詰辺りに鎮座され、摂津国西成郡唯一の大社であり、氏神でありました。 当時天満橋付近の地名を渡辺と言っていましたが、天正11年の大阪築城に際し、現在地に御遷座、今の町名を渡辺町というのは元の地名を移したためと言われています。 大変古い由緒ある神社で、昭和11年に府社から官幣中社に昇格しました。
祭典名: 
春祭
月: 
4月
日: 
22日
祭典名: 
夏祭
月: 
7月
日: 
22日
祭典名: 
秋祭
月: 
10月
日: 
22日
地図の設定
緯度: 
34.68093831551814
経度: 
135.49861075876711
電話: 
06-6251-4792

熊野速玉大社

よみ: 
くまのはやたまたいしゃ
基本情報
祭神: 
創建: 
景行天皇58年
住所: 
和歌山県新宮市新宮1番
詳細情報
画像: 
地図の設定
緯度: 
33.732135777670045
経度: 
135.98357220006045
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