由緒:
野田市最古の神社とされる当社は、851年(仁寿元年)、平安時代に藤原嗣良公がこの地に移ってきた際、この地にあった美しい桜の大木のもとに倉稲魂命を、そして後に武甕槌命を祀ったのが始まりと社記に記されています。
宮司家社家文書によるとこの地はかつて「桜木村」と呼ばれており、後に「桜台村」となり、桜が咲き誇る非常に美しい里だったと考えられております。
もちろん昔だけでなく今現在も春になると綺麗な桜が咲き誇り、とても華やかで美しい景色を楽しませてくれます。
ですが、当社の桜は春だけでなく、秋冬にも桜が咲き誇ることでも有名です。
当社は30種類もの桜を約400本も植えているため、秋冬にも桜が咲いており、七五三や場合によってはお正月でも桜を目にすることができます。
当社は穀霊としての福神・倉稲魂命、国護りに活躍した武甕槌命、国生みの神として知られる伊弉諾尊・伊弉冉尊を祀っており、穀豊穣、商売繁盛、勝運、健康長寿などにご利益があるとされます。
また、それだけではなく桜の開花にちなんで、開運・縁結びのご利益があるともいわれています。