由緒:
約1300年前頃、橘諸兄の母三千代が山城国綴喜郡の井手寺内に橘氏一族の氏神として、酒解神など四神を祀ったのが創祀とされています。
嵯峨天皇の皇后橘嘉智子によって現在の場所に移されたそうです。
梅宮大社は延喜式の名神大社として松尾大社と共に、昔は洛西の地で大いに栄えたようです。
橘氏の衰亡や戦火などに遭い衰えたそうです。
大山祗神は木花咲耶姫命が彦火々出見尊を出産したのを喜び狭名田の稲で酒を造って祝いました。
これが酒造りの起源とされているようです。大山祗神を酒解神といわれるのはこれに由来しています。
そのため梅宮大社は醸造祖神を祀る神社だそうです。