由緒:
創建は不明ですが、近くに越後国国府があったことから越後国一宮とされております。
『延喜式神名帳』では「居多」は「けた」となっており、北陸地方に分布する「気多(けた)神社」と同じ系統の神社とされております。
明治6年に県社に列格し、それまでは日本海に面した所に社殿がありましたが海岸侵食により境内が崩壊したため、
明治12年、現在地に仮社殿を造営して遷座しました。
平成19年に本社殿を造営、平成20年6月に落慶致しました。
境内には、葉が片方にのみ生えている「片葉の芦」が群生しており、越後七不思議の一つとされています。
親鸞聖人が当社に参拝して念じたところ、一夜にして境内の芦が片葉になったと伝えられています。