大国主命は『日本書紀』本文によるとスサノオの息子と記述があります。
また『古事記』、『日本書紀』の一書や『新撰姓氏録』によると、スサノオの六世の孫、また『日本書紀』の別の一書には七世の孫などとされています。
スサノオの後にスクナビコナと協力して天下を経営し、禁厭(まじない)、医薬などの道を教え、葦原中国の国作りを完成させます。
国土を天孫ニニギに譲って杵築(きづき)の地に隠退、後に出雲大社の祭神となりました。
因幡の白兎の話、根の国訪問の話、ヌナカワヒメへの妻問いの話は有名です。