由緒:
創建は神代といわれております。
『出雲國風土記』に熊野大社として、『延喜式神名帳』には熊野坐神社、日本火出初神社とも称され、
古来より杵築大社(出雲大社)と並んで出雲の國の大社とされてまいりました。
古くより朝廷の御尊崇が極めて篤く、仁壽元年には従三位を、貞観9年には正二位の神階を賜り、
かつ殖産興業や招福縁結・厄除の大神として民衆からの信仰も集めております。
明治4年に國幣中社、大正5年國幣大社に進列されました。
出雲大社宮司の襲職は、当社から燧臼燧杵の神器を拝戴する事から始まるのが古来よりの慣わしとなっており、現在も続いております。