由緒:
1191年(建久2年)、源頼朝公が摂津国、西宮神社の恵比寿様を祀ったのが当社の始まりで、後の1277年(安貞元年)に八幡大神も併せて祀るようになり、それに伴い社名を八幡宮と改めました。
現在では約800年の歴史を持ち、蛭子神(恵比寿様)、八幡大神、そして天照皇大神の三柱を祀っています。
当社は豊岡東の小山にあり、鎌倉から見ると鬼門の方角に当たります。
また、社も鬼門の方を向いているため、鎌倉幕府の厄災防除の神としても祀られていました。
1311年(応長)の頃には豊岡地区を大津波から守り、そのことから波除八幡の名でも親しまれています。
なお、東京深川にも同じ社名の神社がありますが、こちらが本家であり、東京深川の方は当社の分社となります。
住宅街の中にある当社は、普段は落ち着いて参拝することが可能です。
ですが初詣の時期には非常に多くの人が参拝に訪れるので長い列ができることもしばしばです。
また、例大祭では祇園舟、秋季大祭では湯立神楽などの特殊神事が執り行われます。
当社は横浜金沢七福神のひとつであり、横浜金沢七福神巡りの一箇所として御朱印を頂くことができます。