由緒:
住吉大社は摂津国住吉郡の豪族の田裳見宿禰が、住吉三神を祀ったのに始まります。
『延喜式神名帳』には「住吉坐神社 四座」と記載され、名神大社に列し、月次・新嘗・相嘗の幣帛に預ると記されています。神階は、嘉祥4年(851年)に最高位の正一位となりました。
住吉大社は、式年遷宮行う特別な神社として崇敬されており、現在でも30年おきに遷宮が行われています。
江戸時代までは境内馬場は海に面し、白砂青松の風光明媚な地であったといい、その風景は「住吉模様」と呼ばれたほどであったといいます。
摂津国一宮、二十二社(中七社)の一社で旧社格は官幣大社。
全国に約2,300社ある住吉神社の総本社であり、下関の住吉神社、博多の住吉神社とともに日本三大住吉の一社として、多く信仰されてきました。